【北海道恵庭市】葬儀の補助金(給付金)について

葬儀にかかる費用は安いものではありません。葬儀を行う際、金額が高くてお金に困る場合も出てきます。葬儀や埋葬にかかる費用に関して、国や自治体から補助金や給付金を貰える制度について知っていますか。北海道恵庭市での葬儀の補助金、給付金について掲載しています。

葬儀の補助金(給付金)について

鎌倉新書「第4回お葬式に関する全国調査」によると、葬儀全体にかかった費用は全国平均で119万1,900円(火葬場使用料、および、式場使用料を含む。ただし、飲食・返礼品費用、お布施は除く)と発表されています。葬儀プランによってかかる費用に違いがありますが、北海道の葬儀費用の相場も100万円を超える価格になっています。故人が葬儀費用を残していない場合には、葬儀を行う遺族がお金を用意する必要がありますが、葬儀や埋葬にかかる費用は、国や自治体から補助金を貰える制度があり負担を減らすことができます。加入先によって名称や支給額の違いがありますが、葬儀終了後に各市区町村や加入先に申請をする事で支給されます。

国民健康保険(後期高齢者医療制度)に加入している場合

後期高齢者医療制度とは、年齢が75歳以上(一定の障害がある方は65歳以上)の国民すべての方が加入する医療制度です。国民健康保険制度と後期高齢者医療制度の違いが分かりづらい方も居るかもしれません。国民健康保険制度は、74歳以下のすべての年齢の人が加入する医療制度です。会社の保険に加入している方や、加入者に扶養されている方、生活保護を受けている方など例外はあります。対して後期高齢者医療制度は、年齢が75歳以上のすべての方が加入する医療制度です。75歳になると加入していた医療保険から脱退し、自動的に後期高齢者医療制度へ移行しますので、移行するための手続きは不要です。65歳から74歳で一定の障がいのある人は、後期高齢者医療制度を選択できます。

後期高齢者医療被保険者が死亡したとき、被保険者が亡くなったときは、葬祭を行った人に対して葬祭費が支給されます。自治体により支給費用が異なり、東京都23区では5万円~7万円などと支給額に幅があります。北海道恵庭市の場合は3万円です。ちなみに、札幌市も3万円の支給額となっています。

参照)死亡したとき(葬祭費)

恵庭市で葬祭費を受け取りたい場合には、市役所後期高齢者医療担当窓口、支所・出張所へ申請が必要となります。後期高齢者医療被保険者が死亡したから、葬儀を行ったからといって自動的支払いがされるわけではありませんので、申請を忘れずにしましょう。

恵庭市のホームページによると、申請に必要なものは

  • ・葬祭を行った方の印鑑
  • ・葬祭を行った方であることを確認できるもの(会葬礼状、葬祭を行った領収書など)
  • ・葬祭を行った方の振り込み口座の通帳

です。支給を急ぐ場合もあるでしょうが、振り込みされるまで日数がかかります。また葬祭を行った日の翌日から2年経過すると時効により支給されないという申請の期限があります。申請の期限には注意が必要です。恵庭市の葬祭費に関するお問い合わせ窓口は、保健福祉部 国保医療課です。詳細は恵庭市役所のホームページに掲載があります。

参照)後期高齢者医療被保険者が死亡したとき(葬祭費等)

社会保険や共済組合に加入している場合

故人が公務員や教員だった場合には、社会保険制度の一環として共済組合へ加入していたかと思います。社会保険の被保険者が亡くなった場合には、埋葬を行う方に埋葬料や家族埋葬料のいずれかが支給されます。共済からの補助金は5万円です。こちらも一般的に申請期限は2年間となっており、葬祭費は葬儀終了後に申請をすることで支給され、申請が無い場合には支給されません。加入者本人が亡くなった場合のほか、加入者の扶養家族が亡くなった場合にも、同額が受給できる補助金制度です。忘れずに申請をしましょう。

生活保護の場合は葬祭扶助制度

生活保護制度とは生活に困窮する方に対し、国や自治体が困窮の程度に応じて必要な保護を行う制度です。日本国憲法第25条で定められている「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という生存権を基本理念としています。

生活保護には葬祭扶助という制度があります。祭扶助制度とは、生活保護を受けているなど経済的に困窮している人のために、自治体が葬儀の費用を自治体が支給する制度です。葬祭扶助は民生葬や福祉葬とも呼ばれることもあります。生活保護を受けている場合に、100万円程度の葬儀費用を用意するのはかなり大変なことです。葬儀を行いたいけど葬儀費用がない、お金が用意できない、そんな時に自治体から葬儀費用が支給されるのが葬祭扶助制度です。

恵庭市にももちろん、葬祭扶助制度があります。恵庭市役所のホームページに記載があり、生活保護の場合、一律いくらという訳ではなく、世帯の状況や他制度等の利用により支給額、支給内容が異なるとのこと。生活保護をうけるためには申請が必要です。相談により相談者の方の状況を確認し、明確に相談者の方が申請をしたいと希望していれば、生活保護の申請が受理されます。

参照)恵庭市役所 生活保護制度について

北海道 札幌 恵庭で葬儀を行うなら香華殿へ

いずれの補助金や給付金も、自動的に支払われるわけではなく申請が必要になります。葬儀を行う際には、補助金や給付金の申請を忘れないようにしましょう。また、葬儀の費用に悩んだ場合は、葬儀のプランを検討してみるのもおすすめです。

香華殿は1960年の村本葬儀社設立以来、創業から50年以上地域に根ざしてきました。経験と実績を積み重ねてきためもるホールディングスの原点とも言える『香華殿』は札幌 北広島 恵庭の葬式・葬儀・斎場です。半世紀以上にわたり、多くのお見送りのお手伝いをさせていただいています。北海道の葬儀費用の相場は100万円を超える価格と前述しましたが、あくまで相場でそれ以下の費用で行える葬儀プランもあります。香華殿では葬儀に必要なものが揃った明瞭な料金プランをご用意しております。安心をご提供するため、費用を事前にご提示しますので安心してご相談ください。

たった一つの人生を振り返る、たった一つのお葬式のために。あらゆるスタイルの、あらゆるご要望にまごころこめて対応いたします。ご家族をはじめご参会者お一人おひとりが、故人を偲び、「ありがとう」を伝える場と時間のために。想いを分かち合い、おだやかに、心おきなくお見送りいただけるよう、私たちは、ご家族に代わってきめ細やかにお手伝いいたします。北海道 札幌 恵庭で葬儀を行うなら香華殿へお問い合わせください。

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