施行課の大崎です。今日は個人的な法要がありました。夫の祖父の17回忌法要でした。私は残念ながら生前にお会いしたことはありませんが、亡くなって17年経っても故人を偲んでくれる親戚がいるということは、恵まれた人生だったのだろうと思います。
ところで、回忌法要は3回忌をはじめ、7、13、17、23、27・・・と「3」と「7」のつく年に行うことが多いのですが、なぜでしょうか?
「7」はお釈迦様が生まれたとき七歩歩いたという伝説があることと、迷いの世界である「六道」を超えて悟りに至る=「6」を超える「7」という数字が迷いを超えるという意味で大切にされると言われています。
「3」も同じく、「2」を超えるという意味だそうです。「2」を超えるというのは、「有・無」「勝・負」「損・得」というような両極端に偏った考え方を離れ、中道の生き方をするということを意味しており、「3」という数字も大切にされるそうです。実際、命日から丸2年の法要は2回忌とはいわず、「3回忌」といいます。