神垂。

こんにちは、香華殿の神尾です。

 

本日のタイトル、なんと読むかお分かりになる方はいらっしゃいますでしょうか?

正解は

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紙垂(しで)といいます。

神式・・・神社のご葬儀の際、仏式で言う焼香のように、この紙垂をつけた榊(サカキ)を奉奠(ほうてん)し、故人様のご冥福をお祈りいたします。

 

お花屋さんから榊が届いたら、紙垂を作ってくくりつけるのは私たちの仕事になります。

だいたいの人数分用意するのですが、今回は規模が大きいご葬儀でしたのでその数、およそ200・・・。

ちなみに今までの私の最高記録は30枚です。

前日作っておければいいのですが、あいにく作れる人がいなく、お休み明けの私の仕事となりました・・・。

午前いっぱいかかり、紙垂になる紙を切り、切り込みを入れ、折り続けること200回・・・。

なんとか↑の写真のように山盛りになるくらい造り続けました。

9時過ぎから始まり、全ての紙垂を作り終えたのが13時過ぎ・・・。

ここから紙垂を榊にくくりつける作業が待っております。

士で3

 

 

 

 

 

 

 

 

1人で黙々と自然の香りを感じながらホッチキスで紙垂を留めていきます。

紙に切り込みを入れて先端の葉っぱにさしていくのが本来ですが、時間も迫っており止むをえません。

 

途中で人の手を借り、なんとか全て完成することができました。

最後に神官さまが使う大榊に大きい紙垂を作りつけて完成です。

士で2

 

 

 

 

 

 

 

 

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久々で楽しかったです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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