死期

ネコは死期が近づくと、近しい人から姿を見せなくなるそうですね。人は死期が近づくと存在感が薄くなり、自動ドアにも反応されにくくなるそうです。

自動ドアにだいたい反応されないばかりか、「え!?いた!?」と驚かれることもしばしばある影の薄い女、営業部 河野です。存在感が薄いのか、背が小さいだけなのか…。あれ、死ぬのかな・・・

 

今日は、死期の話です。

 

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実は、お客様から不思議な話を聞くことがあります。

 

ずっと庭に咲かなかった花が、ある日咲いて、それで、おばあちゃんがとても大切に想ってたお花だったので、「久しぶりに咲いたから見においで」と電話をかけたんです。見に来て、本当に嬉しそうな顔で「ああ、もう悔いないねぇ」なんて言ってて、とても元気だったんです。でも、……次の日に、息を引き取ったんですー・・・

とか

先日、担当させて頂いたお客様は、

入院しているお母様のところへ行くと、少し苦しそうなお顔をされておいでだったそうです。おうちに帰られてから、お父さんの遺影に向かって「もう迎えに来たのか?母さんを連れて行くなら、苦しませないように連れて行けよ」とお話しされたそうです。すると翌日、ご家族様が病室に到着すると同時にすーっと息を引き取られたそうです。

実際に病院に勤めている友人も、

お庭で何かさわりながら、何かと話している様子だったんだけど、誰もいなくて……そのおじいちゃん、数日後に亡くなっちゃったんだ……でもきっとおじいちゃんと話してたのってって、先に亡くなった愛犬の●●ちゃんだと思うんだよね。机の上に、ビーフジャーキー置いてあったから。

とか・・・。

 

不思議なことですが、仏壇に手を合わせたときとか、姿は見えないけど、近くにいるのを感じるときってありますよね。

なんか本当に、死期が近づいたとしても、自分の亡くなったおばあちゃんが迎えに来てくれたら、案外「死」も怖くないかもしれません。ちゃんと生きて、ちゃんとしていればお迎えがきて、それは本当に苦しみもないところに連れて行ってくれるような気がします。

 

ちゃんとお迎えに来てもらえるような生き方しなきゃですけどね!!!!河野でした!

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