四国八十八か所への道①~同行二人

こんにちは、香華殿恵庭斎場の神尾です。

先日のお遍路に関する記事が身内に意外と好評でしたので、

シリーズ化することにしました(笑)

もう張り切って


こんな本まで買ってきましたよ。

いつか行く日のためにいろいろと勉強していきます。

「同行二人」

お遍路用品等見ていると、よく目につくこの言葉。

なんのことかお判りでしょうか?

私は最初「どうこうふたり」と呼んでいました(;´・ω・)

「どうこうににん」と読むこの字、どういう意味かといいますと、

お遍路をする人「お遍路さん」は、いつも弘法大師と共にあるという意味で、お遍路の道中を見守り、

支えてくれる言葉です。

装束である白衣、金剛杖には「南無大師遍照金剛 同行二人」と書いてあり、弘法大師が一緒に回って修行を導いてくれるという意味があります。

金剛杖は弘法大師の分身として考えられていますので、扱いには特に慎重にならなければなりません。

宿泊施設ではまず杖の先端を洗い清め、所定の場所でお参りをしなければなりません。

また、巡礼の際、橋の上で弘法大師が寝泊まりしたというお話から、橋の上では杖をついてはいけません。

一つずつ学んでいくと、面白いことばかりですね。

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