国々の墓地問題と開発技術

先日、お客様より「夫も私も海が好きだったので、夫の納骨堂は、海の見える小高いところに建ったお寺さんにしてきたんですよ」とお話し下さいました。

拝見させて頂いたお寺のパンフレットに桜の木が写っており、つい「すてき・・・私も海をドライブして、お父さん(故人様)とお花見したいです!」と言ってしまった 香華殿恵庭斎場 河野です。

ちょっと私には春が早すぎたようです。

近年では、自分の最後の終焉地であるお墓や納骨堂の空きがなく、難しい問題です。

土地の狭い日本でもそうですが、土葬が一般的なニューヨークやイギリスでも、20年後には墓地を確保出来ないと言われています。

アメリカでは、火葬に注目が集まり、2011年に50年前の倍に達する4割の方が火葬を希望されたようです。

儒教の「火葬は死者への毀損行為にあたる」との考えが根付き、土葬を行う韓国は、都市部で墓場の土地を確保することが難しくなり、「土葬した場合には60年以内に掘り起こさなければならない」厳しい法律が設けられたこともあったようです。

政府の強い推進もあり、現在では土葬を選ぶ人口は3割にまで減少しましたが、さらに火葬を浸透させるために、さまざまな開発が企画されることもあるようです。

韓国の企業では、火葬した灰を水晶のような小さなビーズにしてしまう、という技術が生まれたようです。

仮に埋葬するにしても、ごくわずかなスペースで足り、匂いもないため、バックに入れて持ち歩くこともできるそう。

台湾の方では、キノコの菌を利用し、自然に土に還るスーツが開発。

スペインでも、遺灰で樹木を育てるキットが販売したそうです。

墓場の敷地問題を解決したいと考えている沢山の国々。

しかしながら、人々に受け入れられるのは時間がかかるような気がします。

日本でも沢山の開発が進んでいるようですが、「桜」や「海」など日本の愛する自然に近い優しい開発が進むといいな、と思う香華殿恵庭斎場 河野でした。

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