死の概念

北広島斎場の大崎です。

突然ですが

インドネシアのスラウェシ島というところに「トラジャ族」という先住民族がいるそうです。

彼らは、独特の死生観に基づいた祖先崇拝や葬式で、世界的に有名な民族だそうで

トラジャ族では古くから「葬儀にお金をかければかけるほど死後も幸せになれる」と言い伝えられており、葬儀は人生で最大のイベント。

死後、数週間から数ケ月かけて親族一同で貯金し、資金を出し合い、可能な限り盛大に葬儀を行うとのこと。

派手な看板を飾り

豚や水牛を生贄として供え

お経のような歌をみんなで歌い

トンコナンという船のような棺で出棺し

山頂の共同墓地へ葬列を成す…

この葬儀式のために(貧富を問わず)莫大な費用と時間をかけるらしいのです。

トラジャ族の平均月収が2万円程度なのに対し、葬儀費用は平均777万円ほど。葬儀のために借金し、返済のために働く。

もがり等の準備期間も含めると、長ければ数年かけて葬儀をすることもあるという。

葬儀のために生活が回っているため、トラジャ族は「死のために生きる民族」と呼ばれているそうです。

このようなトラジャ族の風習は優れた文化遺産として世界に注目され、葬儀には観光旅行客も参加(予約不要、入退場自由)でき、ツアーも出るほどの人気だとか。

日本では、葬儀というものは暗く悲しいものであるというイメージがまだまだあり、昨今は葬儀をいかに最小限で済ませるかという考えも増えてきておりますが、世界に目を向けると全く真逆の概念を持っている民族もいることがとても興味深かいものですね。

お金をかければいいというわけでは無いと思いますし肉親の死は大変つらいものですが、

今世での感謝、来世への旅立ちの儀として故人様をあたたかな気持ちで送りだしてあげたいものです。

そう肝に念じ、私たちもそのお手伝いをさせて頂きたいと思います。

香華殿北広島斎場の大崎でした(^^)/

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